先週の広尾とライオンの結果
先週の広尾とライオンは明暗がくっきりと分かれてしまいました。
まずは広尾から振り返ります。
出資馬ストームハートがJRA復帰初戦を迎えました。
スタートが良く、楽に2番手につけることはできました。
ただ直線を向くと失速して12着。
結果は残念でしたが、持ち前のスピードは通用する手応えを掴んだように私は感じます。
現状野中賢二調教師も話をされているようにダートの方がベターかもしれません。
能力を秘めているのは間違いないとも仰っていますので、ダートに転じての走りに注目したいと思います。
グランソヴァールも期待外れに終わってしまいました。
結果だけを見ればダミアンレーンを起用したのは失敗だったと言わざるを得ませんが、彼も素質は評価していました。
次に騎乗する機会があれば(短期免許が満了になるという意味で無い可能性が高いのですが)反省を活かした乗り方をしてくれると思います。
それとレース当日は強風が吹いていたのもかわいそうでしたね。
心無い方が、「強風で弱音を吐くぐらいの馬は所詮それだけの馬」」と口走ったそうですが、馬にも気象条件により得て不得手もあるでしょう。
今回の苦い経験が活かされる時も来るでしょう。
その時は成長したソヴァールが見られるはずです。
さて、ライオンに目を転じます。
何と2勝を挙げることが出来ました!
ライオンが週内に複数勝利を収めるのは久々だと思います。
少なくともここ1年ではなかったような気がしています。
記憶違いだとしたらゴメンなさい・・・。
グランスピードが2勝目。
前走時より+28㌔ではありましたが太目感もなく無駄のない馬体で姿を現していましたね。
流石ノーザン産だと思いました(笑)
レースも上手な立ち回りで快勝、将来ますます楽しみになってきました。
ダービー出走には賞金面などでハードルが高い状況ですが、夢を見ることはできそうです。
そうそう、今をときめくキズナ産駒ですから、希望が持てますね。
トリッチトラッチも未勝利を脱出することができました。
7戦を要しての初勝利。
デビュー以来、すべて掲示板確保という堅実派です。
勝ち切れないもどかしさがありましたが、ライバルの素質馬を抑えての白星は価値があるでしょう。
使い詰めでしたから、伊藤圭三調教師の
「少し早い夏休みを取って成長を促しましょう」
という言葉通りにゆっくりと英気を養ってください。
グランスピードとトリッチトラッチの出資者の皆様、この度はおめでとうございました!!