キャッツアイとリナーシェの回顧
広尾の出資馬2頭が出走した先週。
結果は土曜日のキャッツアイが2着。
日曜日の朝一から走ったリナーシェは4着。
共に掲示板を確保することができました。
まずはキャッツアイのレースから振り返ってみます。
スタートダッシュはもう一息でしたが、ハナに立つ自分の形は譲りませんでした。
軽快に逃げていましたが、勝ったアルコレーヌに完全にマークされました。
相手も恐らくキャッツアイだけに絞っていたかもしれません。
こうなってしまうと後は交わされるだけの展開になってしまうのですが、それでも3着以下は封じてくれました。
負けはしましたが、キャッツアイのレースをしましたから悲観することはありません。
それに4ヶ月ぶりだったのと昇級初戦でしたから、次も好勝負必至でしょう。
持ち時計も3秒近く更新しましたからね。
武豊さん、次走も乗ってくれますか?
ここでお願いをしても仕方ありませんし、クラブと小崎憲調教師が決めることですから私はひたすら祈るのみです(笑)
リナーシェについてもよく頑張ってくれました。
4着という結果だけを見ると残念ですが、実は3コーナーあたりでちょっとした不利を受けてしまったのが悔やまれます。
リナーシェのレースをパトロールフィルムで確認しました。
— dolce(ドルチェ) (@jeweldolce) June 28, 2020
3コーナー辺りで7番の馬がふらついていた分の影響を受けた感じですね。
そこをスムーズに運べていたら、際どい勝負になっていたかもしれません。
それでも1着と0.2秒差。
上がり最速。
次に繋がる走りを見せました😃
7番のクムシラコの動きが不安定でそこに少し巻き込まれた感じを受けます。
大した影響ではないとの向きもあるかもしれませんが、2歳の若駒の場合は集中を欠いてしまうことも多いのです。
(クムシラコは鼻出血を発症していたとのこと。ただ問題の場面で鼻出血の状態だったかは不明です)
それからやはり出資されている皆様も指摘の通り、1200メートルは忙しい印象です。
追走するだけで精一杯でした。
距離を伸ばして欲しいところです。
ただ上がり最速の末脚を見せました。
これは大きな収穫でした。
その分、逆に言うとあの不利さえなければもうちょっと際どく迫れたのではないでしょうか。
いずれにしても次は期待できそうです。
武幸四郎調教師の話ではリフレッシュ放牧を挟むとのこと。
あくまでもリナーシェの状態次第になりますが、札幌開催も視野に入れているそうです。
1200メートルという決して得意ではない距離を走った経験は将来必ず活かされるはずです。
武幸四郎調教師の判断が彼女のことを考えてのことだとしたら私は尊重したいと思います。
2頭ともお疲れさまでした。