グラティトゥー、次は勝利を!
JRAのホームページに「騎手・調教師データ」という項目があります。
ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
そこに戸崎圭太騎手、藤田菜七子騎手それに坂井瑠星騎手が海外渡航するお知らせが掲載されています。
サウジアラビアで行われるレースに騎乗するためですが、戸崎騎手と藤田騎手が2月22日まで出張する日程となっています。
坂井騎手はサウジからドバイへ研修目的も兼ねての遠征。
従って先程の2名よりは長く3月28日まで日本で姿を見ることができません。
このコロナ感染の時期にもかかわらず、海外へ旅立つのですからリスクも覚悟してのこととは思いますが、日本代表としての機会でもありますから好成績を残して欲しいと思っています。
個人的にはやはり矢作厩舎に出資している馬が多いので坂井騎手の動向が気になります。
今回の遠征では騎乗技術の向上はもちろん、精神的な部分の成長も促しているはずです。
大きなレースに乗る機会も増えてきましたから、重圧に負けない心を鍛えることで逞しくなって帰ってきて欲しいと思います。
その成果としてJRAのG1勝利という目標を成就して欲しい、ただ本当に個人的なことを書かせてもらうなら広尾かライオンの馬でそれが実現すれば最高の気分が味わえます。
しかも私が出資している馬であれば、それこそ嬉しいのですが簡単なことではありませんし、長い目で見ないといけないのかもしれません。
前置きが長くなってしまいました。
ライオンの先週を振り返ろうと考えていたのですが、先週までの連勝が2でストップしてしまいましたし割愛します。
それでもグラティトゥーのレースだけ一言回顧させてください。
3歳1勝クラスの特別戦に出走、1番人気に支持されましたが2着に終わってしまいました。
折り合いの難しい馬ですが、鮫島克駿騎手が上手になだめてくれました。
レースでは初騎乗でしたが調教からコンタクトを取り続けていたので、グラティトゥーの特徴も分かっていたと想像します。
勝てなかったのは残念でした。
他の有力馬には完封していますから、今回は伏兵馬の立ち回りに屈した印象が強いのではないでしょうか。
この後は放牧の予定ですが、1勝クラスなら力は上位です。
次は取りこぼしのないようにして欲しい所。
引き続き鮫島騎手が手綱を取るのではないかと思われます。
さて、今週末にはテンカハルが出走予定です。
今週土曜日、阪神で行われるつばき賞へ目標を定めているとのこと。
前述したように坂井騎手が海外遠征の為、乗り替わりが発生します。
公式サイトによると期待の3年目、団野大成騎手に依頼をかけているそうです。
デビュー戦で手綱を取った藤岡佑介騎手には戻らないということですね。
先約があったのかもしれませんし、小倉で乗るのかもしれません。
ともあれ、団野騎手との初コンビでテンカハルの新しい面が引き出せると面白いと思います。
それから非出資ではシュンイの復帰戦も今週末になりそう。
芝2400メートルか芝1800メートルのどちらかが候補に挙がっています。
騎手は未定です。
メジロルルドが母なのでイメージ的に長い所を意識しますが、逆に父がロードカナロアですから、やはり中距離になるのでしょうか。
矢作調教師の采配に注目しましょう。
ところで、冒頭の話の続きを。
坂井瑠星騎手の海外遠征が3月28日までとして、そこから2週間隔離期間が設けられるはず。
となれば4月11日頃に復帰となる計算。
皐月賞には間に合いますね。
その皐月賞ではどの馬に乗るのかも楽しみにしておきます。