ロード勢2勝を挙げる！

先週のロードは11頭の出走となりました。

土曜日のロードラスターと日曜日のカーテンコールが勝利しましたし、ロードレガリスが2着、それにメリディアンとロードアブソルートが3着に入るなど躍動しましたね。

中身はまだまだ不満な点もありますが、好成績を収めることができたといっても良いのではないでしょうか。

ロードラスターは4コーナーを回る時の手応えが抜群でした。

乗っていた福永騎手もこの段階で「勝てる」と確信を持ったのではないでしょうか。

当日はライブ観戦できませんでしたので、後で映像を確認することになりますが、これを実際にリアルタイムでご覧になられた出資者の方は、その手応えに思わず喜びの声をあげたのではないでしょうか。

それほどまでに強い勝ち方を見せてくれました。

着差は1/2馬身ですが、文句をつけることのできないぐらいの完璧な初勝利。

この内容だとクラスが上がっても通用しそうな気がします。

幾らか内にもたれたと調教師はコメントを残していますが、課題といえばその部分になるのでしょうか。

逞しさを身に付けることができればさらに楽しみが増してきます。

募集段階で評判の高かった素質馬がようやく輝こうとしています。

日曜日に勝利したカーテンコール。

こちらも理想的なレース運びを見せてくれました。

ハイペースでしたがレースの序盤から中盤は2番手をキープします。

直線に入って逃げ馬を交わすとそのまま押し切りました。

この勝利で2勝目を飾りました。

2つの勝利ともに1000メートルなので、これからは1200メートルでも対応できるように調整して欲しいと思います。

この200メートルというのが壁になるのかもしれませんが、上を目指していくには突破していかなければなりません。

レースが終わってスタンディングオベーションを試みた方もいらっしゃるかもしれませんね。

昨日の完璧な勝利に拍手を贈ります。

リステッド競走の勝利を期待していたロードレガリスは2着。

取りこぼしてしまいました。

ただ内容としては褒められたものではなく、自力で2着まで持ってきたという印象を受けました。

スタートで煽りました。

ここからリズムが崩れた感じですし、道中ももたれていて武豊騎手もなだめるのに必死な騎乗になります。

直線に入るともたれた走りは手前を替えたことでマシになります。

そこから懸命に前の馬を捕まえようとしますが、残念ながら3/4馬身届きませんでした。

もしかすると目に見えない疲れがあったのかもしれません。

当初は名古屋大賞典に向かうプランも計画されていましたから、微妙に調整に狂いが生じた可能性もあったのかも。

この辺りで一呼吸置くのも考えられます。

賞金を加算できなかったのは痛いのですが、まだまだ成長し続けるでしょうから立て直して次のステージへ向かって欲しいと思います。

最後に西浦厩舎の有終の美を飾らせたかったロードエルピスは13着。

正直こんなに大敗するとは思ってもいませんでした。

向こう正面では早々とステッキが入ります。

気性面に幼さが残っている現状です。

それでもやはり素質は秘めていますので、この辺りの課題を克服できればさらに上のクラスまで楽しめると思います。

転厩先は四位厩舎となります。

これは非常に楽しみですし、どのように成長させてくれるのかその手腕もお手並み拝見という所です。

出走した各馬の関係者の皆様、お疲れさまでした。

ロードラスターとカーテンコールに出資されている方、おめでとうございました！