ギベオン、シゲルピンクルビーが初タイトル
今日行われた金鯱賞とフィリーズレビュー、どちらもドラマチックな結果となりました。
まずは金鯱賞。
デアリングタクトが勝つのではないかと勝手に思っていました。
このメンバーで負けるわけにはいかないはず・・・だったのですが、やはり競馬に絶対はありませんでした。
そのデアリングタクトを破ったのはグローリーヴェイズでもブラヴァスでもなく、ましてポタジェでもなく殿人気のギベオンでした。
大金星になりました。
勝ったギベオンですが、絶妙な逃げを刻みます。
ハナを奪うと予想されたキセキは道中最後方からレースを進めます。
当然、人気の全くない馬の逃げですからマークが甘くなってしまいますよね。
他の馬がデアリンングタクトを目標にしますから、ギベオンにとっては楽なレース運びになるのは必然の流れでした。
あれよあれよ、という間に逃げ切ってしまいます。
今回が初騎乗だった西村淳也騎手は嬉しい重賞初制覇。
これは素直に「おめでとうございます」の言葉を贈ります。
西村騎手は本当に中京コースが得意ですね。
まだ世間に浸透していないと思われますが、イメージとして結構中京で勝利を収めているような気がしています。
一方、土がついたデアリングタクトですが、最後の伸びは流石でした。
こちらは松山弘平騎手のコメントが掲載されている記事を見つけましたのでリンクを貼っておきます。
敗因について話をしていますが、「逃げ馬の後ろにつくポジションを取りたかったものの取れなかった」とのこと。
さらに馬場も合わなかったのも痛かったそうです。
牝馬同士ならこの重い馬場状態であっても力でねじ伏せることができたが、牡馬が混ざるとさすがに厳しかった、と分析しています。
ただ落ち着きがあったのは収穫でしたから、ここを叩いて次に望みが繋がります。
デアリングタクト敗戦から10分後、フィリーズレビューのドラマは個人的に感慨深いものがありました。
シゲルピンクルビーが初めてのタイトルを獲得しました。
こちらも今回初騎乗の和田竜二騎手がタイトルに導きました。
管理トレーナーが渡辺薫彦調教師。
あのテイエムオペラオーとナリタトップロードで激しい死闘を演じた2人がタッグを組んだのが、まず感動的でした。
過去にも姉のシゲルピンクダイヤなど渡辺厩舎管理馬で和田騎手の組み合わせはありました。
ライバル関係だった2人が今は騎手と調教師の立場で、G1ロードに向かうというシナリオがハッピーエンドになることを願っています。
桜花賞でも応援していきます!
シゲルピンクルビーの父はモーリス。
産駒も活躍馬が増えてきました。
それは嬉しいことですが、そろそろ産駒初勝利を挙げた私の愛馬も存在感を増してきて欲しい所。
毎日杯でタイトルを奪取して欲しい・・・。
さて、今週のWIN5についても。
的中票数が1票ありました。
ここまできたらキャリーオーバーで終わって欲しかったのですが、的中された1名の方おめでとうございます。
5億5444万6060円。
この的中された方、どんな基準で票を投じられたのでしょうか。
ギベオンに出資している人なのか、たまたまコンピューターが選んだランダムだったのか。
とにかく、おめでとうございます。