ロンコーネ、次こそ初勝利を
先週のライオン、JRAで5頭出走しました。
結果としては未勝利に終わってしまいました。
その中でロンコーネが惜しい2着。
これでデビュー以来、2着→3着→2着と勝利に近い状況ではありますが、では勝つためには何が必要になってくるのでしょうか。
津村明秀騎手のコメントを要約しますと、馬場状態を考えてハナを主張したのは想定通りです。
しかし物見をしていて集中力を欠いたことと、外にピタッと張り付かれプレッシャーを受け続けたことが敗因に繋がったということです。
結果的にハナに立たなかった方が良かったかもしれません。
そのように分析されています。
勝ち馬とは展開の差ということで運が向かなかったのでしょう。
次こそ期待に応えて欲しい所です。
ルーキー、古川奈穂騎手が騎乗した2頭、キングダムウイナーとディーププリモはそれぞれ5着と8着という成績でした。
キングダムは所属の矢作芳人厩舎の管理馬ということもあり、調教の段階から常にコンタクトを取ってきました。
その意味では乗り慣れていた部分もあったはずですが、案外な結果になってしまいます。
8ヶ月の休み明けだったことを考慮するとこの結果も仕方がなかったのかもしれません。
見た目や調教の動きは良かったのですが、中身が伴わなかった状態でした。
それに奈穂騎手自身も
「上手に乗っていれば・・・」
と反省しています。
立ち回りは無難だったものの追う技術がまだまだ未熟な面が否めず、これからもしっかりと指導していくと矢作調教師は語っていました。
ここを叩いて次走に巻き返しを図りたいところですね。
ディーププリモに関しては中京ダート1400メートルで芝スタートだったことで芝の部分で行き脚がつかなかったとのことです。
道中ポジションを上げて対応しましたが、前の馬も脚色が衰えず8着に終わっています。
根本康広調教師は奈穂騎手の騎乗に
「頑張ってくれた」
と一定の評価を下しています。
美浦の根本調教師が栗東の奈穂騎手に騎乗依頼をしたということも、応援の意味も込めてのことだと思います。
これからも騎乗機会があれば嬉しいのですがどうなることでしょうか。
その他の馬は以下の通りです。
カテドラルロックは16着
クーリュは8着
それから昨日、金沢ではロンドンストライプが勝利を収めました。
これは嬉しいニュースです。
あと、トピックとしては本日船橋競馬場で行われたダイオライト記念で元ライオン馬、ドリームリヴァールが出走しました。
11歳になっていますが、元気な姿を見られただけでも良かったですね。
結果はこの際、気にしないようにしておきましょう(笑)。
現役生活も残りわずかだと思いますが、怪我をすることなく走り切って欲しいと願っています。