リナーシェ&カイザーノヴァ
出資しているリナーシェが土曜日のレースに登場しました。
結果は9着。
これで2戦続けて8着以内を外してしまいました。
次のレースでもし9着以下に終わってしまうと、いわゆる「スリーアウト」ルールによって当該3競走の翌日から起算して2ヶ月間の平地競走出走停止処分を受けることになります。
それだけは何とか避けなければいけません。
スリーアウト制度につきましてはこちらのブログを参考にさせていただきました。
但し、このスリーアウト制については例外規定もあるようですね。
・出走した競走に関わらず未出走馬が出走した場合
・対象競走に置いて2走連続して9着以下になった馬が、中央競馬・地方競馬等のいずれの競走にも出走せずに2ヶ月以上経過した後、最初に出走した競走が中央競馬の平地競走であり、9着以下となった場合
・競走中止となった時、または採決委員がやむを得ないと認めた場合
なるほど、このような例外規定があるわけですね。
リナーシェがこの例外を得ようとするには次走の出走を2ヶ月先にすれば良いわけですね。
今日は触れることは控えますが、このスリーアウト制についてはもう少し掘り下げてみる必要があるかもしれません。
四位洋文厩舎に転厩しての最初の戦いは9着でしたが、コメントが届けられています。
「プラス体重で出走できたこと、また馬自身が元気よくレースに臨めたのは収穫でした」
このことから調整自体は上手くいったように感じます。
転厩した成果が表れていますし、リナーシェも頑張ってくれています。
ただ距離が1400メートルだった分、スピードについていけなかった部分は仕方ないのかもしれません。
だからといって、1800メートルや2000メートルになるとスタミナ切れを起こしてしまいます。
つまりレース選択が難しくなっているのも悩ましいところです。
それでも
「恐れることなく次に向かっていきたい」
と前向きともとれる話をトレーナーがされていますから、何か秘策があるのかもしれません。
何かのきっかけでガラリ一変することもありますから、四位師の手腕に託したいと思います。
ところで、カイザーノヴァの骨折の話は先日書きました。
この度、栗東トレーニングセンター内にある診療所で骨折した左後肢第三中足骨の手術が行われました。
骨折した箇所にビスを入れるオペレーションでしたが、無事に成功したと伝わってきました。
まずは一安心といったところでしょうか。
ビスを入れる対応につきましては、この方法がかえって治りが早くなるといわれていますので、決して後ろ向きなものではないとの話も心強く感じられました。
恐らく順調に回復すれば年内には復帰が叶うのではないでしょうか。
父モーリスも古馬になってから秋の天皇賞や香港Cに優勝していますから、成長力も備えています。
カイザーノヴァもその遺伝子が組み込まれているでしょうから、父と同じような活躍も夢ではないはずです。
クラシックは残念ながら棒に振ることになりますが、年齢を重ねて成長した姿でターフに戻ってくると信じています。
そして、その先には重賞タイトルを・・・。