0.6%の奇跡を信じて
広尾の先週を振り返ります。
大阪杯に出走した総大将クレッシェンドラヴ。
未勝利に登場した出資馬のリナーシェとマミリアス。
それぞれ健闘はしてくれましたが、結果に結び付けることができませんでした。
クレッシェンドラヴは11着。
G1のメンバーに入るとやはり一歩力が及ばないのかもしれません。
レース時に雨が降っており、馬場状態も味方するのではと思っていましたが甘くはありませんでした。
大袈裟ではなく恐らく生涯最高のデキだったのは間違いなかったようです。
サリオスやグランアレグリアを見ながらやりたいレースはできました。
しかし3,4コーナーの勝負所で有力馬がポジションを上げた時についていけなかったのが現状の力の差だったかもしれません。
一線級相手の競馬が続いています。
7歳ではありますがこの経験は必ず今後に生きるはずです。
何とか重賞タイトルを取らせてあげたい、そんな思いを強く持っています。
マミリアスは7着に終わりました。
内に進路を取るレース運びになりました。
このため道中詰まる場面が見られ、不満の残る内容になってしまいます。
直線に入り、ようやく馬群がばらけましたが時すでに遅し。
出資されている方にとっても残念なレースになってしまったと思います。
次走で巻き返しを図ることになります。
そしてリナーシェ。
リナーシェ9着か。
— ドルチェ🏇 (@jeweldolce) April 4, 2021
抜群のスタートを切って西谷君も上手く乗ってくれたと思うけど結局は距離が長かったということに尽きるかも。
8着までに粘って欲しかったけど、四位先生の努力は伝わっているのでゆっくり休んで制裁明けの復帰を待ちたいところ。
お疲れ様🍺
感想はレース後にツイートした通りです。
ルーキー西谷凛騎手は上手に乗ってくれたと思います。
スタートを決めてくれて4番手でレースを進めます。
短距離戦と違って楽に先行はできるのですが、3コーナーを過ぎた所で手応えが怪しくなります。
後は後退するだけになり9着。
目標の8着以内を逃してしまいました。
で、この8着というライン。
重要な壁になるのです。
その理由がこちら。
一口馬主DBのサイト内にあるコラムから記事を拾ってきました。
この記事、「なるほど」と唸らせますので参考にして下されば幸いです。
リナーシェはその出走制限の制裁を受けてしまい6月4日まで平地競走に出走することができなくなりました。
ルールですから仕方ありません。
それと四位洋文調教師もいろいろと工夫を凝らしていますし勝ち上がらせようとする姿勢が伝わってきます。
実際この記事にもありますがスリーアウトを受けた後、未勝利を脱出する馬は僅かに0.6%しかないという厳しい現実が待っています。
リナーシェがその0.6%に入ることを願っています。
0.6%の奇跡が起きると嬉しい・・・。