パンサラッサ除外は坂井瑠星騎手の好判断
実は広尾の出資馬で初勝利を挙げたのがキャッツアイでその時に騎乗していたのが岩田康誠騎手でした。
勝利記念のポストカードを持っていますが、岩田騎手が写っていますね。
当然といえば当然なのですが、例の事件で私の彼に対するイメージが完全に崩れてしまいました。
復帰したとして、各オーナーや調教師は岩田騎手に騎乗依頼をかけることができるのでしょうか。
何よりも実の子供である望来騎手が受ける影響も心配しています。
さて、本題に入ります。
先週の広尾は6頭出走という出馬ラッシュとなりました。
中でも重賞に挑戦したパラスアテナとパンサラッサに特に注目が集まりました。
パラスアテナは11着と結果に結びつきませんでした。
中団につけたかったのですが、行き脚がつかずに後方から。
直線は末脚を伸ばしましたが不発に終わります。
それでも自身は上がり33秒台を記録していますから、結局は位置取りが後ろ過ぎたということになるでしょう。
それにしても寿Sでチグハグな競馬をして以来、リズムにのることができません。
ここから歯車が狂ってしまったということでしょうが、今回の二桁着順で連続掲示板もストップしてしまいました。
次走は様子を見てから判断することになります。
必ず立て直してくるはずでしょうから、嫌な流れを断ち切って欲しいところです。
パンサラッサは競走除外となりました。
この事実をTwitterのタイムラインで知った訳ですが、除外になったと聞いて体の具合を心配しました。
「返し馬の際、馬が左に張るようなところがありちょっと硬いように感じました」
坂井瑠星騎手は背中からこのような感覚を察知します。
その後、馬を止める際にも歩様に乱れが生じ、左前脚の跛行により結局除外ということになりました。
骨や靭帯にも損傷は認められないことから大事に至らない状況となりました。
ひとまず安心でしょうか。
競走除外ということでスタートラインに立つことさえ叶えられませんでした。
キャンターに下した際、違和感を覚えたということでこの段階で坂井騎手の好判断だったといえます。
パンサラッサ、骨にも靭帯にも異常がなくて安心しました。
— ドルチェ🏇 (@jeweldolce) April 26, 2021
一時的な負荷がかかってしまったということで、除外という勇気ある選択をした坂井騎手のファインプレーかもしれませんね。
つまり、この段階で競走に参加するのを取り止める選択をしたのですが、勇気のある行動だったと思います。
もし何も気づかずに、また気がついていても目の前のレースに参加したい一心で無理をさせることとなればもっと大きな怪我に繋がっていたかもしれません。
従って、ファインプレーと思ったのです。
まだまだ活躍が見込めますから、じっくりと休養をしてください。
あとは以下の通りです。
ラヴマイウェイ 18着
マミリアス 8着
スターリーソング 10着
マーテル 18着
8が目立っていますね。
末広がりですけど、もちろんこれでは喜ぶことはできません。
マミリアスは距離が長かった印象が強いですが、根本康広調教師は距離についての言及はされてないですね。
ということは、1800メートルでも問題ないとみているのでしょうか。
スターリーソングはスタート後に両側から挟まれる不利がありました。
結局、これが大きく響いてしまいましたが、度外視しても良いかもしれません。
北海道シリーズで未勝利脱出を狙っていく方針です。
殿となった2頭については評価を控えます。
とりわけマーテルについてはあまりにも残念すぎます。
流れが悪く暗雲が立ち込めています。
今週末は出走の予定もありません。
しかしながら再来週はNHKマイルカップでバスラットレオンが嫌なムードを突き破る好走をしてくれるはず。
期待しています。