流石の矢作調教師も・・・
今日のブログは先週、出走した広尾とライオンを纏めて回顧していきます。
まずは広尾から。
連闘で挑んだマーテルは12頭出走の11着。
競走中止した馬がいましたから事実上、殿負けでした。
この結果を踏まえ関係者の協議の結果、現役を引退することとなりました。
目先を変えてダートに舞台を変えました。
パドック周回中は落ち着いていた感じでしたがジョッキーが騎乗すると入れ込んでしまい、力を出せずに終わります。
武幸四郎調教師も入れ込み具合を長所に変えるべく様々な取り組みを行ってきましたが、不本意な結末を迎えることとなりました。
気性の問題でしたから、調教師も難しい調整を強いられたと思います。
武幸四郎調教師の技術の問題を取り上げている声も聞こえますが、誰の責任でもなく逆にいろいろなタイプの馬がいますからこの経験をバネにして優秀なトレーナーになって頂ければと感じます。
幸い繁殖牝馬になることができそうとTwitterから流れてきましたから、その子供には勝ち上がって欲しいと願っています。
広尾のトピックとしては今週はバスラットレオンの大一番が控えています。
明日の調教でどんな動きを見せてくれるか目が離せません。
ここからライオンの話になります。
まずは古豪復活ということでユニコーンライオンから。
18番人気で3着と逆の意味で期待を裏切ってくれました。
確かに調教は動いていましたし、むしろリフレッシュされていた分休み明けも良かったのかもしれません。
この激走をどのように分析されているのでしょう。
流石の矢作芳人調教師も
「走り時が分からない」
と嬉しい誤算に首をひねる気持ちも分かります。
ということは名将も激走の理由が分からないということですね。
あとは時計のかかる馬場が良かったのと川須栄彦騎手との相性も上手くマッチしたのかもしれません。
川須騎手も時々穴を開けることがありますからね。
今回は3着でしたが、かといって次走も上位ともなるとこれもまた期待外れになることもありますし、要するに馬の気持ち次第という所でしょうか。
しっかり分析できていませんね。
過去は菊花賞にも出走したことがありますから、これぐらい走れる力は秘めています。
長く続くかもこれからの課題になっていきそうです。
そして出資しているテンカハル。
青葉賞に挑戦しましたが、12着と大敗してしまいました。
東京コースに変わって大いに期待を持っていたのですが、現状の力を考えると仕方なかったかもしれません。
まだ1勝クラスですから。
矢作調教師の話では
「内を立ち回る作戦」
だったそうです。
メンバーと外を回していたら伸びない馬場という状況を考えての作戦でした。
直線進路が塞がってしまいましたが、指示が内を回すものでしたから、当然そのリスクも含んでいます。
ということで坂井瑠星騎手の騎乗についてはお咎めなしという所です。
私も矢作先生の指示ならしょうがないかな、と思います。
しかも
「能力で負けた訳ではない」
と話していることから、まだ精神面に幼さが残っています。
秋以降の本格化を信じて、また新たなる挑戦を続けていきましょう。
にしても、このテンカハルに関する矢作先生の言葉は社交辞令じゃないですよね。
疑心暗鬼になっていますが、信じないといけませんね。
その他のライオン出走馬の成績は都合により省略します。
今年の菊花賞は距離の問題があるもののテンカハルが出られることを祈っておきます。
そして来年こそ出資馬のダービー出走を目指していきます。