来年の安田記念にロードマックスの姿を…
先週、ロード軍団はJRAで6頭出走しました。
日曜日に関しては東京、中京とメインレースを走りましたが、結果だけを見ると残念な形となりました。
ただNHKマイルカップでG1の舞台を踏んだロードマックスは15番人気でしたが、掲示板圏内の5着に入り大健闘といえる成績を残しました。
もちろん陣営にとっては大健闘で満足していないと思います。
やはりG1ですから、勝ちたかったのが本当の所だと感じます。
調教も上手く仕上がっていましたし、流石に藤原英昭調教師の技術の高さを示してくれました。
坂路とプールをうまい具合に併用して馬のやる気を引き出す術は名トレーナーのなせる業といえます。
それにやはり東京コースは合う印象を改めて実感しました。
その藤原調教師のコメント。
「勝ちに行く気持ちで臨みました」
なるほど、やはり勝つつもりでレースに挑んだのですね。
ただやはり相手は強かったと脱帽。
現状、出せる力を充分に出せたという所でしょう。
岩田望来騎手も上手にロードマックスの能力を最大限に引き出してくれました。
満点の競馬だったと調教師は評価しています。
次走については明言を避けましたが、一息入れて秋以降に復帰する可能性が濃厚のようです。
この東京コースに相性が良いというのは大きな強みになります。
個人的に来年の安田記念に出走をして欲しいと考えています。
それまでにマックス自身も成長をして、岩田望来騎手も騎乗技術を高めていって目標を達成していただければ、そのように勝手に思っています。
その安田記念出走までに乗り替わりが発生した場合、それはその時に考えましょう。
日曜日の中京メインにロードアクアが登場しました。
ハイペースに巻き込まれ、13着の入線に終わっています。
前半3ハロンが32秒台でしたから、直線で失速するのもやむを得なかったかもしれません。
それに前方をカットされる不利を受けたのも痛かったのではないでしょうか。
まあ、カットした馬に乗っていたのが岩田康誠騎手だったのも、何と表現すればよいのかという気持ちにさせられます。
とはいうものの、進路を遮られた時には脚が上がっていたのも事実。
力を失くしてしまい、ロードアクア自身も最後は外の馬を何頭か邪魔してしまいました。
そろそろ田中健騎手縛りを解除させるのか。
個人的見解ですが、新潟直線1000mにエントリーしてみるのも面白いかもしれません。
その時は厩舎所属の鮫島克駿騎手で。
プリンシパルSで新馬戦以来の芝を走ったロードシュトロームは13着。
「芝が全くダメとは言い切れない」
清水久嗣調教師の言葉ですが、これは強がりなのかそれとも本当にそのように感じていらっしゃるのか。
逃げることができなかったのも大敗の原因でしょう。
ハナを奪うことができたなら、違った結果になっていたかもしれません。。
現状ダートの方がベターとはいえ、いずれは芝を走らせる意図は読み取れます。
その他の結果は省略させていただきます。
勝ち負けを期待していた馬もいましたが、芳しくないものになってしまいました。
次走以降の立ち直りを約束して、ロード軍団の振り返りをおひらきにしたいと思います。