あらためてユニコーンライオンの話
本日を持ちましてサラブレッドクラブライオンの2020年度(2019年産)の募集が終了となります。
ライオンの会員の方はお急ぎください。
もう残り2時間半ほどとなります。
ここ最近のライオンの飛躍で入会希望者や募集馬カタログの請求を申し込む方が増えてきています。
この中のすべての方が入会するとは限りませんが、それでも嬉しい傾向ではあります。
もっとも昔からのまったりしたクラブを維持したいという声もありますので、以前からの会員と新規の方がうまく融合してクラブを支えていければ良いかな、と思っています。
クラブの回し者ではありませんし、どこのクラブでも起こりえる話ですね。
ライオンの先週のハイライトはなんといってもユニコーンライオンの宝塚記念2着でしょう。
「勝てなかったことは残念で悔しいです」
矢作芳人調教師と坂井瑠星騎手が口を揃えて振り返っています。
もちろん非出資ですが、ライオンの会員である私も同じ気持ちです。
ここまで来たら勝って欲しかったというのが本音です。
しかしこの強力な相手に対して臆することなく宣言通りの逃げに出て堂々の2着という結果は100点満点以上の評価を与えても良いと思います。
ハイライトとしては無傷の連勝を続けてきた大阪杯優勝馬のレイパパレを一旦交わされながらも差し返したことでしょう。
この勝負根性を示したことで、改めて能力の高さを見せました。
思えば3走前は18頭立ての18番人気でした。
この時は3着でしたが、フロック視されていたのも事実です。
その後、鳴尾記念勝ちを含めて2連勝で宝塚記念に駒を進めました。
見事な復活劇でした。
しかしながら当然、この後も戦いは続きます。
夏場は全休にあてます。
ゆっくり休んでください。
暮れの有馬記念に出走できれば面白い存在だと思います。
距離適性がどうなのかという心配がありますが、何とかやってくれそうな希望が差し込みます。
さて、その他の馬についてですが・・・。
出資馬のダンスインザスノーは6着でした。
デビュー戦が8着でしたが、明らかにそのデビュー戦よりは前進した内容だったと個人的には見ています。
その見解は杉山晴紀調教師も同じのようで安心しました。
前半はスタートで後手を踏んだことで後方からになります。
展開が向いたこともありましたが、じわじわと脚を使ってくれました。
今後も展開とメンバー次第ではありますが、500㎏を超える馬体ということもあり上位に入ってくれそうな雰囲気を感じさせました。
どうにかして結果に繋げて欲しいところです。
尚、公式サイトでは7月11日のレースに登録をしていると発表されました。
鞍上は未定ですが、引き続き団野大成騎手ならいうことないのですがどうなるのでしょうか。
あとはラボエームが3着と健闘したのも綴っておかなければなりません。
次走も好走して欲しいですね。
さて、今週末は将来を嘱望されているアルナシームが武豊騎手を背にデビュー予定です。
モーリスの代表産駒になれる素質が感じられますし、メディアでも注目されています。
出資は叶いませんでしたが、、もちろん全力応援します♪
アクアとリバーサルの勝利!
先週は大挙12頭が出走したロード軍団。
見事に2勝を記録することができました。
2着も1回ありました。
まずまずの成績だったのではないでしょうか。
まず、オープンを勝ったロードアクアから振り返ります。
スタートを決め、本来の先行策に打って出ます。
自分の競馬に徹することができた分、最後の粘りも増したように感じます。
際どい着差となりましたが、見事なレースぶりでした。
初騎乗だった団野大成騎手も上手く導いてくれました。
次走はG3のキーンランドカップを目標にするそうです。
今回の競馬ができるようなら、重賞でも見せ場は作れるかもしれません。
ロードリバーサルが4勝目を挙げ、オープン入りを果たしました。
この勝利は調教師も予想していなかったようで、好位からレースを進める新境地を開いた感のある走りを披露してくれました。
1600mで結果を出せたことも収穫です。
使い込んできましたので、ここで一旦リフレッシュに入ります。
ハーツクライ産駒ですから充実期が長くなることがありますので、秋以降も楽しみですね。
同じレースに出走したロードアブソルートは15着。
スタートで前足を滑らせる不運がありました。
これで後手を踏んでしまったことが敗因で、揉まれずに運ぶことができればマイルでも走れそうと手綱を取った石川裕紀人騎手は話をしています。
マイルでも走れそうというよりは、むしろベターかもしれません。
チークピーシスを装着するプランもあるようです。
巻き返しを図ります。
城崎特別に出走した出資馬ヴェルトハイムは2着。
勝てなかったのは残念ですが、この馬の能力を考えるとこのぐらいは走れて当然です。
さすがは川田将雅騎手というところを見せてくれました。
後方一気のイメージが強かったこの馬を3番手から進めたのはスタートも普通に出ることができたからですね。
ただ3コーナーから勝ったルメール騎手の馬がプレッシャーをかけてきたのが響きました。
そこで引っ掛かってしまった分、最後は力尽きてしまいます。
乗りやすい馬という印象も持ってくれたみたいです。
次も継続して川田騎手に乗って欲しいのですが、どうなるのでしょう。
同じレースに出たフレーヴォは9着の殿負け。
なかなか調整の難しいタイプの印象です。
2番手追走で良い感じで運べていたように見えましたが、直線に入り失速。
タイムオーバーの制裁を受けてしまうことになりました。
立て直しを図って欲しいですし、2歳のウェルメイドを管理している庄野靖志厩舎の馬ということもありその調整技術にも注目しておこうと思います。
その他の出走馬の成績は省略します。
毎回、すべての馬の成績を記述できなくて申し訳なく感じています。
キングエルメス、兄に続く新馬勝ち!
広尾で出資しているキングエルメスが見事に期待に応えてくれました!
兄カイザーノヴァに続く新馬勝ち。
ということで将来が楽しみになりました。
気が早いですが、重賞制覇も夢見てしまいます。
スタートを五分に出ると楽に2番手を追走します。
直線入り口で先頭を捉えると、そのまま押し切り先頭でゴール板を駆け抜けてくれました。
この勝ち方を見るとカイザーノヴァより安定感があり操縦しやすそうな印象を受けました。
やんちゃな面が心配されましたが、レースでは実に優等生な走り。
これは本当に楽しみです。
語彙力がないのですが・・・。
騎乗した坂井瑠星騎手も
「フットワークが良いですし、センスがありますね。抜け出してからは遊んでいる感じでした。これからが楽しみです」
とコメントしています。
え、抜け出してから遊んでいたのですか。
つまり真剣に走っていないのですね。
これでこのようなパフォーマンスを演じてくれるのですから、先が楽しみです。
(楽しみって、何回使うねん・・・)
結果的には1週、使うのを待ったのも正解でした。
8頭立てと少頭数になったのも味方してくれました。
さすがは矢作芳人先生のジャッジです。
さて注目の今後の予定ですが、函館2歳Sだと誰もが思いますよね。
ところが、矢作先生は目指すのはそこではなく、あくまで馬の状態を見ながら決めていく方針のようです。
これは先を見据えてのことを意味していると解釈できそうなので、王道のクラシック戦線へ参戦する可能性もあります。
母ステラリードの父がスペシャルウイークですから、2400mも守備範囲のはず。
ダービー出走も叶うかもしれませんね。
スターリーソングは10着。
中1週が堪えたかもしれませんし、スタートも出遅れてしまいました。
1000mで出遅れると致命的ですから、この段階で勝負あったと言わざるを得ないでしょう。
次走は距離延長をを検討するようです。
これで追走が楽になれば変わり身もあるかもしれません。
現状を打破するための最後の一手に賭けていきます。
キングエルメスの話を書きました。
この馬に出資することに全然迷いはありませんでした。
やはり兄のカイザーノヴァの存在が大きかったですし、その兄と同じ矢作先生が手掛けてくれるという点に魅力を感じました。
もちろん馬っぷりも。
あとは出資には至らなかったものの、姉パラスアテナも好走を続けていたのも決め手になりました。
常々事あることに言っていますが、そろそろ出資馬の重賞制覇に立ち会いたい気持ちを持っています。
カイザーノヴァが新馬戦を勝った時も同じ思いを抱いていましたが、キングエルメスに関してはかなり期待しても罰は当たらないと思います。