芸術作品ジャパンカップ
ジャパンカップが終わりました。
終わってから数時間が経過しましたが、まだその興奮が醒めません。
それほどまでに素晴らしいレースでした。
アーモンドアイ、G1・9勝目。
このジャパンカップが引退レースになりますが、まだまだ現役を続けても大丈夫なはずです。
でも陣営が決めたことですし、まだ彼女には繁殖という仕事も残されています。
次なるステージにおいても優秀な子供を産んで欲しいと思いますし、母を超える名馬誕生も期待したいところです。
そこで気になるアーモンドアイの初年度種牡馬ですが、エピファネイアが有力だそうです。
今旬の種牡馬と言っても良いでしょうね。
アーモンドアイ自身、父がキングカメハメハ系のロードカナロアですし、母の父がサンデーサイレンスですからなかなか難しい選択にはなるのですがクリスエス系のエピファネイアですし理想的な配合ではないでしょうか。
初仔は恐らくシルクレーシングが募集するでしょう。
どこかのタイミングでライオンあたりに働きかけて欲しいと思っていますが、非現実的な願いなのかもしれません。
ジャパンカップに話を戻します。
まずはフランスの刺客ウェイトゥパリスのゲート入りを嫌った所から始まった気がします。
その後、キセキの大逃げ。
あとはグローリーウェイズの粘りやカレンブーケドールの差し。
コントレイルやデアリングタクトが追い上げてきて先に抜け出したアーモンドアイに迫ろうとする姿。
どれもが感動的な場面でした。
ちょっと感情が入ってきました。
皆が作り上げた1篇の芸術作品を見ているような、そんな感覚を覚えた2分23秒のドラマでした。
いや、実際はウェイトゥパリスのゲート入りから時間は進んでいたので5分ぐらいの作品かもしれません。
結果的にヒロインはアーモンドアイでした。
そのヒロインを取り巻くコントレイルにデアリングタクト。
その他の馬も各々きらりと光る演技(レース)を披露してくれました。
と書いてみてこのツイートを思い出しました。
第40回ジャパンカップ
— おがわじゅり (@ogawa_juri) November 26, 2020
今世紀最大の対決を見逃すな!!
11/29ロードショー!どの馬にも可能性がある! pic.twitter.com/vbSZ5bDhGk
おがわじゅりさんがジャパンカップをロードショーに例えたツイート。
これをレース後に改めて眺めたら本当に心が震えてきますね。
ということで、この2020年ジャパンカップは後世に語り継がれるのは間違いありません。
出走各馬の関係者の皆様、お疲れさまでした。
そしてありがとうございました。
アーモンドアイの関係者の皆様、出資者の方おめでとうございました。
私もこの歴史的な名馬に出資してみたいです。
いつの日か夢見て。
ジャパンカップの話を書きましたがもう一鞍重賞レースがありました。
京阪杯にロードアクアが出走。
骨折を乗り越えて初めての重賞にチャレンジしたアクアは7着。
それでも見せ場は作ってくれました。
壁は厚かったのですが先行して押し切る姿勢をみせたことで自分のレースを進めることができました。
4歳ですからこれからの活躍に目を向けていければと思います。
いや競馬って本当に面白いし楽しいですね。
競馬を知らない方も今日のジャパンカップを見て魅力を感じ取っていただければ嬉しく思います。
最後の締めがJRA関係者の話になっていますね(笑)