カイザーノヴァの結果等
朝日杯FSが終わりました。
出資馬カイザーノヴァが出走した今日のG1、人気は16頭中15番人気のいわゆるブービーではありましたが8着という結果に終わりました。
8着という字面を見ると残念ではあるのですが、個人的には大健闘と言っても良いと思います。
合格点をあげても良いのではないでしょうか。
池添謙一騎手の談話が届きました。
新聞社の取材によるものですがリンクからどうぞ。
ゆっくり溜めて折り合いをつけて運んだとのこと。
折り合いを重視した乗り方を意識したのですね。
分かります。
「3ハロンから出していって、長くいい脚を使ってくれた。収穫のあるレースでした」
池添騎手が「収穫のあるレース」とコメントを残してくれたのは素直に嬉しいですし、満足のいく結果だったと受け取ることもできます。
もちろん、勝負の世界ですからブービー人気であっても勝たなければいけないのは承知していますが、カイザーノヴァの現段階で持てる力を充分に出した好騎乗だったと評価します。
レース自体もモントライゼが飛ばす展開となりペースは淀みなく流れました。
カイザーノヴァは後方を進みます。
お誂え向きの展開になりましたが、いかんせん前が止まらない高速馬場だったのが惜しまれます。
レコード決着になると出番がありません。
それでも上がり最速タイの脚を繰り出したのは立派ですし、能力の一端を感じさせるレースとなりました。
心配された気性面にしてもパドックで落ち着いていたように見えますし、スタートも上手になりました。
成長していますよね。
この分だと重賞制覇も決して夢ではないと思います。
本当にお疲れさまでした。
僚馬のバスラットレオンは4着。
こちらも大健闘。
距離短縮も正解でした。
器用なタイプですからレースセンスにも長けてますし、鞍上の指示もしっかり理解して走っているように思います。
ここまできたら3着までに入って欲しかったとは思いますが、希望を感じさせる走りを見せこちらも収穫たっぷりの内容になりました。
次走はシンザン記念を予定しているそうです。
レースの疲れが気になりますが続戦ということで期待したいところです。
来年はこの矢作2頭で広尾の3歳を引っ張って欲しいですね。
ロードマックスは6着。
外枠から岩田望来騎手が上手く乗りました。
勝ち馬から0.6秒差、上りは3位ですから好内容と言っても良いでしょう。
前半引っ掛かったとのことですが折り合いもつきましたし懸念された初めての右回りも大丈夫でしたからこちらもマイルを中心に活躍の幅を広げてくれるでしょう。
今日の朝日杯FS、私が入会している広尾とロードの馬を中心に書いてきましたが、3頭とも評価できる内容になりました。
今後も楽しみですしまた対決があるかもしれません。
その時は勝ち馬を出して欲しいと思いますが、出資しているカイザーノヴァがその栄誉に輝くと嬉しいのですが・・・。
最後にグレナディアガーズの関係者の皆様、優勝おめでとうございました!!
お世話になっている川田騎手と中内田厩舎の所属馬ですから心から祝福したいと思います。