カラテ、ラーゴム重賞初制覇
今日は2重賞の振り返りをしようと思っています。
早速、本題に入らせていただきます。
東京新聞杯はカラテが初めての重賞制覇を飾りました。
2勝クラス、3勝クラスと連勝して臨んだ戦いでしたが、勢いは止まりませんでした。
好スタートから無理なく先団に取りつくとそのまま4コーナーに向かいます。
4,5番手ぐらいの位置取りだったでしょうか。
ただ内側にいた分、前が壁になってしまいます。
進路を探す分のロスは生じたかと思われますが、結果的に追い出しが少し遅れたことになり逆に末脚が溜まった印象を受けました。
見事にカラテを重賞初制覇に導いた菅原明良騎手はこの3月で3年目を迎えます。
直線で前方が塞がれた際、慌てなかったのが良かったのではないでしょうか。
焦りもあったかと思いますがそれを感じさせない騎乗を見せてくれました。
見事な優勝でした。
美浦の厩舎関係者やファンの間では
「菅原騎手は高い技術を持っている」
という評価があったと言われています。
今回花が開きました。
今後の飛躍に期待したいと思います。
その他の関係者の皆様おめでとうございました!
ロードマイウェイも出走していましたが12着。
残念な結果になってしまいました。
敗因については後日、触れていきたいと考えています。
中京メインはきさらぎ賞。
1986年以来、36年ぶりに中京で行われました。
こちらはオルフェーヴル産駒のラーゴムが勝利を収めました。
スタートを決めてから3番手をキープをします。
道中頭を上げる場面もあり折り合い面に苦労していたのかと感じさせましたが、全く影響はありませんでした。
最後はヨーホーレイクにクビ差追い詰められましたが完勝といっても良いかもしれません。
堂々の勝ちっぷりでクラシック路線へ名乗りを上げました。
そのヨーホーレイクが2着。
悪い馬場でも確実に繰り広げる末脚は良馬場ではどれだけ爆発するのか見てみたい気がします。
内容的には一番強かったかもしれません。
ランドオブリバティが3着に入りました。
ホープフルSで逸走したから初のレースでどうなるかと思いましたが、意表を突く後方からの競馬を選択します。
これが功を奏して3着を確保。
この3着という結果は陣営としては決して満足のいくものではないかと思います。
最低限、2着までに入って賞金を獲得したかったのが本音でしょう。
あとは右回りになって気性的な脆い点がどうなるかという所でしょうか。
さて、その他のレースについては明日以降に更新していきます。
ちなみに今思い出しましたがラーゴムというのはJRAの馬名由来のページによると
適度で節度あること(スウェーデン語)
とあります。
競馬をしていると様々な外国語の意味を学べることができますから勉強になりますね。
私もラーゴムな人間になれればと思います。
節度ある常識的な大人に・・・なかなか難しそう(笑)