カイザーノヴァの巻き返しを信じて
デイリー杯2歳Sが土曜日に行われました。
期待を持って重賞に送り込んだ愛馬カイザーノヴァは5着に終わりました。
8頭立ての5着ですから喜べる結果にはなりませんでした。
残念、ただその一語に尽きます。
レースを振り返ります。
抜群のスタートを決めました。
出遅れは想定していたかもしれませんが、まさか完璧なスタートを決めるとは鞍上の坂井騎手も予期していなかったのかもしれません。
この完璧なスタートを切ったことが本来後方から脚を溜めて追い込む競馬をするカイザーノヴァにとっては仇になってしまったのかもしれません。
直線では早々に失速してしまいました。
ただ失速したとはいうもののズルズルと後退していったのではなくて最後で持ち前の勝負根性を発揮していました。
6着になってしまったのか。
そう思っていたのですが、巻き返して何とか掲示板に入れたことはやはり能力は確かなものを感じさせます。
あとは高速馬場になってしまったこと。
現状時計勝負は不安なところがあるだけに馬場も向かなかったのは不運でした。
結果は5着で残念ではありましたが、収穫もありました。
先程から書いていますが、スタートを決めたこと。
まさかあんな好スタートを切るとは考えていなかっただけに次走以降へ大きなポジティブポイントになりました。
それから朝日杯FSと同じ舞台を経験できたこと。
これに関しては他のデイリー杯出走馬にも言えることですが、舞台経験の有無は2歳の若駒にとっては大きなアドバンテージになります。
何にしても課題も見つかりましたし、暮れの大一番に向けて立て直しを図っていきます。
ここは名トレーナーを信じるしか方法はありません。
きっと良い状態でG1に挑戦できるのではないかと思っています。
早くもリフレッシュ放牧を行っていますから気性や精神面の成長が待たれます。
それから馬場状態の助けも欲しいかな。
開催が進んでどこかのタイミングで雨も降ってくれて力の要るターフコンディションになれば大願成就も夢ではないはず。
テルテル坊主を逆さまに吊るすのも悪くはないですね。