カーテンコールが唯一の掲示板
先週、ロード所属馬は7頭出走しました。
日曜小倉で走ったカーテンコールが4着で唯一の掲示板入りしたのが最良の成績でした。
その他は8着以下になり厳しいものとなってしまいます。
こういう成績が不振になってしまった時こそ、きちんと敗因を分析する必要があると思います。
振り返りたくないのが本音ではあるのですが、ここは心を鬼にして掘り下げていきましょう。
冒頭で登場したカーテンコール。
このレースは広尾の出資馬であるストームハートが一緒でしたので、カーテンコールの方にはなかなか視線を向けることができませんでした。
で改めてレース映像を確認します。
小倉ダート1000メートルのスタート地点、ちょうど10のハロン棒が視界を遮っていますね。
カーテンコールのスタートがその陰になってしまっています。
まずまずゲートは出ました。
道中はストームハートと並走しています。
まあ、ここから抜け出すのがカーテンコールの特徴ではあるのですが、直線を向いて思った以上に伸びを欠いてしまいます。
(本当ならこの場面でストームハートも一緒に伸びる予定でしたが・・・)
結果4着ということで、最低限の優先出走権確保にとどまってしまいました。
敗因なのですが、正直よく分かりませんね。
スタートも悪くはなかったのですが、もう一列前で運びたかったという所でしょうか。
不良馬場だったことも考慮するとそんなニュアンスが伝わってきます。
良馬場に替わって変わり身があると思いたいですね。
東海Sで重賞に挑戦したロードアクシスは15着と全く良い所がありませんでした。
というより、レースに参加することすらできませんでした。
この方がより正確かもしれませんね。
今回が初めての左回りということでまずはきちんと対応できるか見守りたかったのですが、1コーナーで逸走寸前の状況となってしまいました。
この瞬間アウトですね。
あとは後ろをついて回るだけ。
五分のスタートを切ったのは良かったのですがあとは・・・。
1コーナーで急に外に逃げていってしまったとジョッキーは振り返っています。
その後は気持ちも切れて全く進んでいかなかったということです。
口向きの悪さも災いとなりましたが、この状況だと左回りを走らせるのは危ういと調教師の弁。
結局、平地競走注意という制裁を受けることとなりました。
ロードも先週は流れが悪かったですね。
こうなれば明日の川崎記念でロードブレスが何とか頑張って見せ場を作る走りを見せて欲しいと願っています。
ルメール騎手が手綱をとるのは非常に心強いですからね。
ブレス自身は初めてのG1挑戦となります。
この未知なる大舞台をトップジョッキーがどのようにエスコートするか楽しみです。
ただ前売りオッズを見ると現在2番人気。
実績面では他のライバル馬が上回っているのでやはりルメール人気が押し上げているのでしょう。
川崎から朗報が届くことを願います。
そうそう、記事の最初の方で「敗因を掘り下げていきましょう」等偉そうなことを書きましたが、全然掘り下げていない気がしますね。
分析力も磨かないといけません・・・。