厩舎力の立て直しに期待、シュンイ
ライオンの馬名募集の締め切りが今月末ということなので、忘れないうちに応募しました。
正直、自信はありません。
というか、どこのクラブも共通ですが本当に素敵な名前を付けて下さいますよね。
ネーミングセンスが素晴らしくて、私の頭ではなかなか思いつきません。
でもいつの日か、出資している馬に名前を付けることができれば幸せです。
デアリングバードの19,つまり三冠牝馬のデアリングタクトの全妹については間違っても
デアリングライオンにはなりませんので、安心できますね。
ライオンはオスの象徴ですし、王という意味を含んでいますから。
さて、ライオンの先週を振り返ります。
「理解力のないジョッキー」
これがキーワードになった先週ですが、シュンイのレース後のコメントで矢作調教師が怒りを表していたのが印象的です。
調教の時から「終いを活かす競馬」をイメージしていました。
当然レース前の指示もそれだったはず。
ところが蓋を開けてみるとスタートしてからの行きっぷりが良すぎて2番手につける競馬となります。
陣営が思い描いていた作戦と全く正反対。
その結果、3コーナーを過ぎたあたりで失速してしまいます。
4コーナーを回るともう手応えはありませんでした。
こういうレースをしたのですから、真っ先に浮かんだのが故障したのではないか、ということです。
止まり方が急な感じでしたから。
幸い肉体的なダメージは残っていないようですが、精神的な部分での影響は心配されます。
矢作調教師が「理解力のないジョッキー」と語ったのは、つまり終いを活かす競馬をするようにと指示をしたにもかかわらず、先行してしまったことに対する憤りです。
スローペースになっても差しが届く馬場状態だったことも考慮して、完全に納得のできない残念な競馬となってしまいました。
収穫を探すと、前向きさが出てきたという所でしょうか。
指示云々は別として、すんなりと先行集団に取りついたのは気性も成長した感じが窺えます。
とはいうものの、勝ち馬から7秒以上離されてしまいました。
タイムオーバーの制裁で1ヶ月、平地での出走ができなくなりました。
従って放牧に出発しています。
敗因ははっきりと分かりますから、巻き返しを図るところですが、そこはリーディングトレーナーですからしっかりと立て直してくれるはずです。
あと、もうこれで小崎騎手は矢作厩舎の馬に乗ることはなくなるかもしれません。
元々あまり依頼をしないジョッキーでもありますし、大きな影響はないでしょう。
もう1頭、ロンコーネにも期待はしていましたが3着でした。
好スタートを切ってスムーズに運ぶことができました。
最後は脚色が鈍ってしまいましたが、0.2秒しか1着馬から離れていないので充分価値が与えられる内容だったと言えます。
中山1800メートルも向きそうとの話ですから、次は更に上の順位を目指して欲しいですね。
プリンセスヨウクは5着。
もう既に7歳牝馬ですが、まだまだ元気です。
展開に注文のつくタイプですので、どうしてもはまるかはまらないかになってしまいます。
先行が激しくやり合えば良いのですが・・・。
最低限の権利を取ることができましたから、連闘策を取る考えを持っています。
牝馬限定の1000メートル戦。
この辺りで決めてもらいたいですね。
取り上げることのできなかったライオン所属馬の皆様、お疲れさまでした。
そろそろライオンも勝利が欲しくなってきました。