ロード3勝で新緑の祭り気分
某大手パンメーカーがこんなキャッチフレーズを出しています。
「春のパン祭り」
だからどうなのだ、という感じですが・・・。
先週のロードはまさしくこんなキャッチコピーでした。
「ロード、新緑の金祭り」
金祭りにした意図は普通に金メダルという意味です。
新緑には少し早いのかな。
それでも1日に3勝を記録するのは素晴らしいことですからね。
なかなか簡単にできることではありません。
では勝利したレースを中心に簡単に振り返ります。
まずはチャペルレーン。
道中は6番手を進みます。
3コーナー過ぎでポジションを上げていき2番手で直線に向くと、ゴール前残り100メートル付近で先頭を捉えました。
完璧といっていい内容だったと思います。
ゲート練習を入念に重ねたり日頃から担当の厩務員さんとコミュニケーションを図ったり、努力の成果が表れた勝利となりました。
翌日皐月賞ジョッキーとなる横山武史騎手もチャペルレーンを気に入っているようですし、上のクラスでも騎乗してくれるかもしれませんね。
その約50分後。
ロードトランスが初勝利を挙げました。
2から3番手を進むと、直線に向いても脚色は衰えず上がり最速でフィニッシュ。
状態も良かったですし、雨が降って引き締まった馬場状態も味方した印象です。
それでもルメール騎手は少し辛口なコメントを残しています。
「加速するのに時間を要しますね。手応えを考えればもっと伸びるはず」
それだけ期待の裏返しともとれるでしょう。
今後は一息入れるかもしれませんが、乗り役が口にした課題を調整して1勝クラスでの活躍を祈ります。
3勝目はロードベイリーフが記録しました。
これについてはこんなツイートをしていました。
父、康誠を彷彿とさせる望来のイン突き🙂
— ドルチェ🏇 (@jeweldolce) April 17, 2021
騎乗していたのが岩田望来騎手。
そう、岩田康誠騎手のご子息になります。
その父が得意としているイン突きを鮮やかに決めての勝利。
それが格好良く決まったので思わずこのような呟きをしたのです。
内側の馬場が悪いと分かっていたとは思いますが、迷いなくそこに突っ込んでいったのはベイリーフの力もさることながら望来騎手の好判断の賜物だという気がします。
この勝ち方を見せると準オープンにクラスが上がっても通用するはずです。
短距離馬を多数輩出している森田直行厩舎の管理馬ですから、育て方によってはさらに上でも活躍が見込めそうな予感もしてきます。
こちらももちろん上がりタイムはトップ。
重馬場で34秒1は文句をつけることはできません。
以上勝利を収めた3頭の結果を回顧しました。
それぞれが上手な勝ち方でしたから、上でも期待できるのではないでしょうか。
それぞれの馬に出資された方、並びに関係者の皆様おめでとうございました!!
尚、その他のロード馬については明後日の水曜日に書く予定にしています。
アンタレスSに出走したロードブレスやロードゴラッソ、福島民報杯のロードマイウェイのレースも振り返らなければいけないと思ったからです。
では明日のブログは、何を話すのか。
広尾とライオンの結果を纏めてお伝えしていこうと考えています。