バスラットレオン、感動をありがとう
競馬の祭典、日本ダービーが終わりました。
それにしてもゴール前は手に汗握る大接戦。
勝敗を分けたのは僅かに10cmということで今年も歴史に残る名勝負となりました。
88回目の日本ダービーを制したのはシャフリヤール。
福永祐一騎手は昨年のコントレイルに続いての連覇、自身3勝目を飾ります。
そして管理する藤原英昭調教師は嬉しいダービー初制覇となります。
それにしても福永騎手は円熟期に入ってきていますね。
苦しい道中だったように感じましたが慌てる所なく馬の力を信じて抜け出しました。
ダービーになかなか勝てなかった頃に比べると、本当に自信を持って騎乗しています。
さらにダービー勝利記録を塗り替えそうな気がしています。
関係者の皆様、おめでとうございました!
そして、10cmの差で負けてしまったエフフォーリア。
強い競馬でした。
ただ勝利という結果に結びつかなかっただけ。
横山武史騎手も相当なプレッシャーがあったはずでしたが、ミスを犯していませんし、運がなかったというしかないと思います。
競馬の神様がいるのなら「まだダービージョッキーには早い」ということでしょうか。
悔しいでしょうし、勝ちたかったはずです。
この悔しさは必ず今後に繋がります。
近い将来ダービージョッキーという称号を手に入れるはずですし、その時には今日のことを笑って振り返ることもできるでしょう。
あとは父エピファネイアの悲願も来年以降にお預けとなりました。
エフフォーリアの血統が見事にダービー2着馬で固められているのも凄いのですが、でも2着よりは1着が欲しかったのは当たり前の話。
皮肉なのはエピファネイアの主戦が今日の勝利ジョッキーの福永騎手ですから、競馬の神様のいたずらも大概にして欲しい、そんなことも思ってしまいます。
さて、広尾からバスラットレオンが果敢に挑戦しました。
15着でした。
思惑通りの逃げに持ち込みます。
向正面の先頭の構図は予想できていましたが、さすがに直線は力尽きてしまいました。
距離に原因があったと思われますが、やはり外枠も響いてしまったのは否めないでしょう。
でも、この挑戦は必ず今後に繋がります。
マイル前後でパフォーマンスを発揮できると思いますし、恐らくほとんどの方が同じように考えているはずです。
さらなる重賞タイトルを獲得して、ターフを湧かして欲しいと願っています。
感動をありがとうございました!
ゆっくり休んで秋以降に備えてください。
ここまでダービーの振り返り記事を書きましたが、やはりレース前はTwitterがかなりの盛り上がりを見せました。
となると、やはり来年こそは出資馬が最高の舞台に出走して欲しい気持ちが一段と強くなりました。
勝ち負けは抜きとして、まずは出走すること。
これを目指して、来週からの2歳戦に夢を託したいと思います。
目指せ日本ダービー出走!!