ロードプレジール、同着の新馬勝ち!
同着、最近多いですよね。
先日は阪神競馬で8年ぶりとなる3着同着という事例が発生しました。
毎週競馬開催日前日に更新しているラジオNIKKEIの小塚歩アナウンサーのブログから拾いましたが、掲示板の着差が表示される部分が「同着」と浮かびあがるのを見ると何と珍しい光景か、と感じてしまいます。
珍しいのですが、冒頭に書いたように最近多く生まれていますね。
それだけ出走馬のレベルが接近している証ともいえそうですし、実力拮抗の好レースが数多く見られることは率直に嬉しいですしワクワクしてきます。
だから馬券を当てるのも難しい(結局そっちか!)。
そのような中でも無敗の三冠を達成したコントレイルやデアリングタクトはとてつもなく強い馬ですし、アーモンドアイも歴史的名馬の仲間入りは当然といえる圧倒的な実力の持ち主でした。
強い馬が強いレースをするのも面白いですし、波乱や番狂わせが起きるのもまた面白い。
最近の流行の言葉でジャイアントキリングというのですね。
馬の数だけドラマがあるのが競馬だと思っていますから、これからも私たちファンを魅了して欲しいと願っている次第です。
さて、本題。
どうして同着の話をしたか、お分かりですね。
日曜日にロードプレジールがデビューをしましたが見事に初陣を飾りました。
その勝ち方が何ともレアな同着だったからです。
直線に向いてもフラフラした走りで若さが窺えたものとなりました。
それでも末脚を伸ばしゴールの瞬間に並びかける状況に。
かろうじて届いたという内容になりました。
それでも流石に能力を感じさせるレースでしたから気性面が安定してくれば上のクラスでも好勝負できるはずです。
もちろん重賞にも挑戦して欲しい逸材ですからじっくりと調整して成長を待ちたい所です。
それにしてもゴールの瞬間は「届いていないのではないか」という声が多く聞かれました。
私の目には差し切ったのでないかと見ていたので、これが差し届いていなければ「眼科に行け」レベルになっていたかもしれません。
同着になったので、結局は私の目に間違いはなかったことになりますがそれでもレース直後に差し切ったと呟くのは控えなければいけないかな、と反省しているのも確かです。
出資された方、関係者の皆様おめでとうございました!!
あとロードの馬で気になったのはチャレンジカップに出走したロードクエスト。
8着に終わりましたが、幸騎手が「上手く乗れなかった」とコメントしています。
コントロールの難しい面がでてしまいましたが、どうなのでしょう。
7歳という年齢から来る部分ももしかするとあるかもしれません。
結果が出ていない現状を鑑みるとそろそろ・・・という気がします。
5着でしたから頑張ったといっても良いでしょう。
最近は安定したレースを見せていますので次も期待したいと思います。
ただ適鞍がしばらくない状況なので一息入れることも考えている陣営のようです。
その他のロード出走馬もお疲れさまでした。
今週は木曜日の名古屋グランプリにロードゴラッソが出走を予定しています。
今回の鞍上がルメール騎手ということで期待が高まります。
どんなレースをしてくれるか目が離せません。
ここを勝って暮れの東京大賞典というプランもあるのかどうか。
名古屋から良い報告が伝わるのを楽しみにしたいと思います。