テンカハルの未来予想図
土曜日に出走した一口持ち馬テンカハル。
当然勝ち負けを意識してのレース観戦となりました。
ところが残念ながら11着と不本意な結果となってしまいました。
正直ショックを隠せない状態に陥りました。
ただこんな結果に終わったからこそ敗因をしっかりと分析しなければなりません。
素人目で考えた敗因はこれではないでしょうか。
テンカハルの敗因は雨と馬場が合わなかったことに尽きるでしょう😭
— dolce(ドルチェ) (@jeweldolce) December 5, 2020
あとは初めての右回りも影響したかもしれません。
ホープフルの夢は消えてしまいました…
本当に誰もが思い浮かべるであろう負けた理由。
ここから分析の時間。
まず騎乗した藤岡佑介騎手のコメント。
「ここ2戦が左回りだったからなのか、ずっと外に張っていた」
なるほど。
初めての右回りで戸惑ったというのは確かにありそうです。
ただ
「経験の問題で右回りが駄目ということはないはず」
とも話していることから慣れてくればこなしてくれそうな感触を得られたと受け取っても良さそうです。
次に矢作芳人調教師。
「行った行ったの展開になってしまったこととキャリアの浅さが敗因」
結局のところ好勝負に持ち込めるだけの運が足りなかったということになるのでしょうか。
しかしながらこのコメントの裏にはこの負けが逆に良い経験になったのではいかという希望にも感じ取ることができます。
あくまでも前向きに考えないといけませんよね。
藤岡騎手も矢作調教師も口を揃えて
「悲観は全くしていません。将来性の高さや能力を感じています。本当によくなるのは年が明けてから」
と話していますし長い目で成長を見守ろうと思っています。
それを踏まえながらあくまでも例えばの表現と前置きした上でトレーナーは
「ダービーよりも菊花賞、それぐらいの腹づもりで育てるべきだ」
と口にしています。
来年の秋には成長した姿を見せることができるのではないかと未来予想図を描いています。
天下春ではなくて天下秋になってしまいますが、ここは名伯楽の言葉を信じてついていこうと思います。
とはいうもののやはりダービーにはしっかりと仕上げてくれるような期待も少しは抱いています。
次走は未定ですがリフレッシュを挟むでしょう。
テンカハルの競走人生において、葉牡丹賞で大敗を喫したことが却って良い経験になって歴史的名馬に育ってくれた・・・ということが現実に起きるように頑張って欲しいと思います。