バスラットレオンと古川奈穂騎手を今は全力応援
弥生賞はタイトルホルダーが初めての重賞勝ちを収めました。
馬名の通り、重賞タイトルホルダーの仲間入りを果たしました。
簡単にレースを振り返ってみます。
好スタートから大方の予想通り逃げの手に出ます。
ラップ13秒台に落とす展開にも持ち込めたことが後続の追撃を振り切る結果につながったと思います。
なかなかレース状況をうまく説明できていないのですが、道中のペースを落ち着かせたことがビクトリーロードを作ることになったのですから、横山武史騎手の騎乗もよかったのではないでしょうか。
近い将来、G1を取れそうなレベルまで技術が向上している気がします。
圧倒的人気を背負っていたダノンザキッドは取りこぼしてしまいました。
最後は地力で3着まで持ってきた印象ですが、この結果をどのように捉えるのか評価が分かれるところではないでしょうか。
残り200メートル地点では3着圏内も絶望的な位置でしたから、そこからの伸び脚は流石だったとも言えます。
逆に先程少し触れたように、「取りこぼした」との見方もできますね。
それでも本番では立て直してくるでしょう。
人気もするでしょう。
面白くなってきたといえるかもしれません。
皐月賞は4月18日に行われます。
さて、新人騎手と新人調教師がデビューしました。
今年のルーキージョッキーはなかなか優秀な部類ではないでしょうか。
小沢騎手が早くも2勝を挙げましたし、美浦の永野騎手も初騎乗初勝利を成し遂げました。
その他の騎手も掲示板を賑わせましたし、有望といえます。
その中でもやはり古川奈穂騎手はどうしても気になる存在です。
矢作厩舎所属ですから、広尾やライオンの馬に乗る可能性が高いのがその理由。
来週はバスラットレオンの騎乗も決まっています。
出来るだけたくさん乗って慣れて欲しいと思う反面、まだまだ課題も山積している状況です。
コーナーで膨らんだり、馬群に突っ込めなかったりしていますが、これは実戦を経験して克服するしかないように思います。
バスラットレオンの出資者の皆様が不安に感じるのは至極当然のこと。
鞍上の変更要求の声もあるとかないとか。
難しい判断ではありますが、矢作先生ならきちんと責任を負ってくれるはずです。
「まだバスラットレオンなどの重賞級に乗せるのは時期尚早」
このように判断すれば騎手変更は充分考えられます。
まずはレースで乗ってみないとどこに問題点があるのか見つけられませんから。
「そんな余裕はない」
そう思われる出資者もいらっしゃると思います。
早いうちに2勝目を上げないと次のステップに進めない訳ですから。
一番歓迎すべき結末は来週、バスラットレオンが古川奈穂騎手で勝つこと。
これですべてが丸く収まります。
もし負けてしまったら・・・。
それは今は考えないようにしましょう。
とにかく全力で応援します!
尚、この話はバスラットレオンのレース前日にもするかもしれません。