ケヴィンズクロス初勝利!
ライオンの勢いは止まりませんでした。
3歳未勝利戦に出走したケヴィンズクロスが3戦目にして初勝利を飾ったからです。
新馬戦はダートの1800m戦に出て11着と敗れました。
距離を短縮しての戦いで前走は6着に終わったものの、見事に巻き返しに成功しました。
ハナに拘るレースではなかった、と菊沢隆徳調教師はコメントしていますが、1枠1番を上手く生かすことができました。
スタートを決めるとそのまま逃げる戦法を取ります。
脚抜きの良い馬場になったのも味方したかもしれません。
直線に入っても手応えが衰えることなく、そのまま逃げ切りました。
ただ喉なりの不安がある馬ですから、雨模様で湿り気のある天候も幸いしました。
この不安と戦いながら、上のクラスでも活躍を期待したいと思います。
ちなみに鞍上は菊沢一樹騎手。
つまり親子鷹での勝利となりました。
ライオン所属馬ですから、「親子獅子」と表現していいのかもしれません(笑)
あともう一つ情報を付け加えると、ケヴィンズクロスというのはグレンダロッホ大聖堂の南にある象徴的な十字架という意味です。
関係者、出資されている方おめでとうございます!!
キセキノカガヤキは初めての芝千直への挑戦でした。
外枠の恩恵も受けましたが、13番人気で5着と健闘を見せます。
前半はペースに戸惑った面も見受けられましたが、最後は脚を伸ばします。
結果を出したことから、今後のレースの幅も広がっていくと思います。
リフレッシュを図り、今後のレースを注目していきましょう。
ポートナイトサイトも芝千直の挑戦でした。
格上挑戦でしたが軽ハンデも手伝い6着とまずまずの走りを見せます。
ただ追ってから内にもたれる面を露呈したのは痛かったと思います。
ここでちょっとしたロスを生じてしまいますし、これがなければ掲示板はあったかと思われます。
この馬も今後は休養するとのことです。
その他の馬については割愛します。
ケヴィンズクロスの勝ち上がりで現3歳馬は7頭が白星を挙げました。
このうち、ノーザンファーム生産馬で勝利したのはテンカハルただ1頭。
逆に言えば非ノーザンが頑張っています。
ノーザンと非ノーザンの共存がライオンの魅力ですから、上手く競い合ってレベルが向上すると嬉しいですね。